予防歯科指導
虫歯になってからの治療ではなく、予防することが大切です。
当院での歯みがき指導や予防処置と、ご自分で行う歯のお手入れで、歯と口の健康を守りましょう。
歯科の3つのポイント
歯垢を
残さず落とすフッ素を
口の中に残す細菌の増殖
を抑える
当院で行う主なケア
みがき残しがないか定期的なチェックをして、適切な専門的ケア・指導を行います。
口腔内診査
歯や歯ぐきの状態チェック。
歯みがき指導
お口の状態に合った歯みがき方法の指導。
フッ素塗布
フッ素を歯に塗布で虫歯予防。
スケーリング
スケーラーという器具で歯石の除去。
PMTC
歯みがきでは落とせない歯垢などを取り除きます。
シーラント
歯垢が残りやすい歯のかみ合わせなどの溝をふさぎ、虫歯を予防します。
自分で行う主なケア
当院の指導を受け、自分にあった方法で歯のお手入れをすることが大切です。
歯みがき
歯垢を残さないよう、1本ずつていねいに磨きます。
デンタルフロス
歯ブラシが届きにくい歯と歯の隙間の歯垢を取ります。
歯間ブラシ
歯と歯の隙間が広い場合に歯間ブラシで歯垢を取ります。
デンタルタフト
歯並びの悪い部分や歯の裏側などの磨きのこしを磨きます。
フッ素配合歯みがき剤
虫歯を防ぐ抑揚成分「フッ素」配合の歯みがき剤で歯を磨きます。
デンタルリンス
殺菌剤などの薬用成分でお口の中の隅々まで洗浄します。
世界の予防歯科
予防歯科先進国のスウェーデンと、日本の違い。
昔スウェーデンは日本のように、多くの人が虫歯や歯周病などで歯を失っていました。
しかし1970年代に「予防歯科」が国家規模のプロジェクトとして開始され、その結果、世界で最も歯科疾患の少ない国と言われるようになりました。
現在では、歯科医療の分野ではスウェーデンが「予防歯科」先進国と言われています。
70歳で残っている歯の平均本数はスウェーデンが21本、日本が16.5本(厚生労働省:平成17粘土歯科疾患実態調査)で、現在日本でも「予防歯科」への意識が高まっています。